【撮影目的】
後距踵関節の観察。
【撮影前の確認事項】
障害物となるものを除去する。
【ポジショニング】
仰臥位または座位。
検側の踵をカセッテにつけ、下腿とカセッテの軸を合わせる。
検側の下肢を伸展し、足基準線がカセッテに対して45°となるように外旋する。
足底部をカセッテ下端と平行にする。
尾頭方向に15°で斜入射することを考慮して、カセッテを頭側に配置する。
R/Lマーカーを配置する。
【X線入射点・撮影距離・照射野】
入射点:内果に向けて尾頭方向に15°で斜入射。
距離:100cm
照射野:踵骨が含まれる範囲(15×15cm程度)に絞る。
【撮影条件】
55kV / 5mAs
グリッド ( – )
【画像・チェックポイント】
正常例 (Fig.4)
後距踵関節が広く観察できること。
踵骨が過露光にならずに観察できること。
皮質、骨梁が明瞭に観察できること。
軟部組織が観察できる寛容度であること。
R/Lマーカーが入っていること。
動きによるブレがないこと。
【動画】
【関連資料】