【撮影目的】
正面像では見つけることができない骨折 の描出や骨折の程度をなどを観察する。
【撮影前の確認事項】
検査目的を確認する。
障害物となるものを除去する。
検側はどちらか確認する。
【ポジショニング】
座位。
肩から手掌までを同じ高さとする。
手掌を下にしてカセッテ対して45°の斜位とする。
(中手骨を目的とする場合は人差し指と親指をくっつける)
MCP関節をカセッテ中心とする。
各手指はわずかに開く。
【X線入射点・撮影距離・照射野】
入射点:第3指のMCP関節に向けて垂直入射
撮影距離:100cm
照射野:手指先端から尺骨茎状突起までを含むこと。
【撮影条件】
48kV / 4mAs
グリッド ( – )
【画像・チェックポイント】
正常例(Radiopaedia)
第3~5の中手骨底は重なるが、中手骨体は重ならない。
DIP、PIP、MCP関節が開いていること。
【動画】
【関連資料】