【撮影目的】
鼻骨、鼻中隔の観察。
撮影法はウォーターズ法とほぼ同様。
【撮影前の確認事項】
障害物となるものを除去する(ヘアピン、眼鏡等)。
【ポジショニング】
腹臥位または座位。
正中矢状面をカセッテ中心軸に合わせ、垂直にする。
マーカー(R/L)を置く。
顎を上げ、鼻骨長軸をカセッテに垂直とする。(おおよそドイツ水平線はカセッテに対して45~50°となる)
【X線入射点・撮影距離・照射野】
入射点:鼻先を射出点として、カセッテに垂直入射する。
撮影距離:100cm
照射野:10×10cm程度で、鼻骨全体を含む。
【撮影条件】
75kV / 16mAs
グリッド ( + )
呼吸停止
【画像・チェックポイント】
骨折 (Radiopaedia)
鼻骨が左右対称に投影されていること。
鼻骨と歯槽の重なりがないこと。
必要最小限の照射野であること。
【動画】
【関連資料】