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Radiograph

骨盤側面撮影 Pelvis lateral view

English ver.
CE4RT

【撮影目的】
骨盤全体の側面からの観察。

【撮影前の確認事項】
検査目的を確認する。
障害物となるものを除去する。

【ポジショニング】

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側臥位(または立位)。
正中矢状面とカセッテを平行とする。必要に応じてポジショニングブロックを脇腹、両膝の間に挟む。
大腿骨が恥骨弓と重ならない程度に膝関節を軽度屈曲させ、姿勢を安定させる。
体幹部長軸とカセッテの中心軸を合わせる。
骨盤が完全な側面となるよう、腰部背面をカセッテと垂直にする。
両腕は撮影範囲から離しておく。
体幹の中心で、大転子から頭側に3横指の点をカセッテ中心とする。
臥位/立位、R→L、L→Rマーカーを貼る。

【X線入射点・撮影距離・照射野】
入射点:カセッテ中心に向けて垂直入射。
撮影距離:100~130cm
照射野:左右は皮膚面、腸骨稜から小転子が含まれる範囲に絞る。

【撮影条件】
80kV / 40mAs (もしくは被ばく低減のために90kV以上で撮影)
グリッド ( + )
呼気停止

【画像・チェックポイント】

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第5腰椎から小転子までが含まれていること。
左右の腸骨、坐骨の後縁が重なっており、大腿骨頭が同心円で観察できれば骨盤が前後、左右に傾いていない。
大腿骨が恥骨弓に重なっていないこと。
骨稜が観察できること。
上前腸骨棘が過露光にならずに観察できること。
軟部組織まで観察できること。
ブレがないこと。

【動画】

【関連資料】

骨折パターン(赤矢印は圧力のかかった方向を示す)




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