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Radiograph

足関節正面撮影 (重力ストレス撮影) Ankle AP view (Gravity stress test)

English ver.
Radiopaedia

【撮影目的】
靭帯結合(syndesmosis)、三角靭帯(deltoid ligament)の損傷に関連する足関節内側隙間の拡大を観察する。三角靭帯など内側靭帯の損傷を評価するには用手的な外反ストレスと重力ストレス撮影がある。

【撮影前の確認事項】
障害物となるものを除去する。

【ポジショニング】

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検側を下にした側臥位。
検側の膝を軽度屈曲する。
非検側は検側の後ろに置く。
検側の下腿の下にポジショニングブロックを置き、足関節を寝台の外に出す。
足関節のほぞ穴を投影するために、AP撮影同様、検側の下腿全体を10~20°内旋する。
RLマーカーを配置する。

【X線入射点・撮影距離・照射野】
入射点:外果と内果の中心に向けて水平入射。
距離:100cm
照射野:下腿骨遠位1/3を含む範囲に絞る。

【撮影条件】
50kV / 4mAs
グリッド ( – )

【画像・チェックポイント】
正常:Fig.3c, 症例:Fig.3d

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足関節のほぞ穴が明瞭に観察できること。
下腿遠位1/3が含まれていること。
皮質、骨梁が明瞭に観察できること。
RLマーカーが入っていること。
動きによるブレがないこと。

【動画】

【関連資料】

The use of gravity or manual-stress radiographs in the assessment of supinationexternal rotation fractures of the ankle







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