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Radiograph

胸骨側面撮影 Sternum lateral view

English ver.
Radiopaedia

【撮影目的】
胸骨を側面から観察する。

【撮影前の確認事項】
障害物となるものを除去する(ネックレス、ボタンなど)。

【ポジショニング】

SternumLateral001
SternumLateral002
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SternumLateral001
SternumLateral002
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座位。(もしくは仰臥位でX線を水平入射)
正中矢状面をカセッテに平行にしたまま、体側をカセッテにつける。
両手を後ろで組み、肩を後方に動かす。
胸骨体の中心(肩甲骨下縁)をカセッテ中心に合わせる。

【X線入射点・撮影距離・照射野】
入射点:胸骨体の中心より3cm背側に向けて垂直入射。
撮影距離:100~200cm
照射野:散乱線を最小限にすることが視認性に大きく影響するため、左右上下を胸骨を含む大きさに絞る。

【撮影条件】
75kV / 32mAs
グリッド ( + )
吸気停止。

【画像・チェックポイント】
正常例(Radiopaedia)

SternumLateral003
SternumLateral004
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SternumLateral003
SternumLateral004
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照射野が胸骨柄から剣状突起までを含む範囲で最小限に絞られていること。
胸骨が完全に側面として観察できる(前縁と後縁が観察できる)こと。
胸骨柄と胸骨体の間が認識できること。
ブレがない事。 
胸骨が明瞭に見えるコントラスト、寛容度になっている事。

【動画】

【関連資料】

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