【撮影目的】
橈骨頭、橈骨頸、上腕骨小頭、近位橈尺関節、肘頭などを観察する。
橈骨頭に重なりがないように投影する。
【撮影前の確認事項】
障害陰影となるものを外す。
【ポジショニング】
座位。
上腕ー肘関節ー手関節を肩の高さまで上げる。
肘関節を伸展する。
内・外側上顆を結ぶ線がフィルムと45度となるよう外旋する。
→腕だけで外旋しようとすると捻じれや、外旋不足の原因となるため上体を倒す。
【X線入射点・撮影距離・照射野】
入射点:内・外側上顆の中心で肘の皺より1横指遠位
撮影距離:100cm
照射野:上腕骨遠位1/2~前腕骨近位1/2を含む範囲、左右は皮膚面まで絞る。
【撮影条件】
50kV / 4mAs
グリッド ( – )
【画像・チェックポイント】
正常例(Radiopaedia)
【動画】
【関連資料】