本記事には広告が含まれています。
This article contains advertisements.

Radiograph

レーゼ法, 視神経孔撮影, Rhese-Goalwin view, Optic foramina parieto-orbital projection

English ver.

【撮影目的】
視神経孔の観察。
比較のために左右を撮影する場合が多い。
CTが使えない施設で有用。

【撮影前の確認事項】
障害物となるものを除去する(ヘアピン、眼鏡等)。
腹臥位での撮影が可能であるか確認。(AP方向での撮影も可能であるが、水晶体の被ばくが増加する)

【ポジショニング】

Rhese003
Rhese004
Rhese005
previous arrow
next arrow
Rhese003
Rhese004
Rhese005
previous arrow
next arrow

腹臥位(座位も可)。
→腹臥位が不可能な場合は仰臥位で撮影する。
鼻棘耳孔線(AML)をカセッテに垂直にする。
検側を近づける方向に正中矢状面を37°傾ける(鼻尖と眼窩外縁をカセッテにつける)。
マーカー(R/L)を置く。

【X線入射点・撮影距離・照射野】
入射点:検側の眼窩を射出点として、カセッテに垂直入射。
撮影距離:100cm
照射野:10×10cm程度で、乳突蜂巣を含む範囲。

【撮影条件】
75kV / 20mAs
グリッド ( + )
呼吸停止

【画像・チェックポイント】
Normal (quizlet)

Rhese006
Rhese007
Rhese008
previous arrow
next arrow
Rhese006
Rhese007
Rhese008
previous arrow
next arrow

視神経孔が眼窩の外側下縁に投影されていること。
前頭洞、篩骨洞、上顎洞に重積した眼窩下縁が観察できること。
左右を撮影した場合は対称に描出されていること。

【動画】

【関連資料】
Positioning Training Tool for Radiography

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA